2010年12月30日木曜日

ヨーグルトの錬金術師

2008年4月5日に書いたものです。


昔話をしましょう。

そう、あれは、まだ島原イオが錬金術師だった頃の話です。


その頃は、数種類の魔法のアイテムがありました。その中の一つ、魔法のヨーグルトのことです。
そのヨーグルトは、牛乳と混ぜると牛乳をヨーグルトにしてしまうという不思議な力を持っていました。

おかげで、毎日デザートに困らない生活でした。

ただし!

そのヨーグルトはそのままだと食えたものではないので、砂糖を混ぜて食べます。

でも人間、毎日毎日同じ味の食べ物だと飽きてきます。錬金術師たるもの、更なる美味を求めて研究するのは当たり前。砂糖の種類を変えたり、蜂蜜を混ぜたり、シロップにしたり。色んな甘いものと混ぜてみました。確かグラニュー糖に勝るものは無かったと思います。

さて、他に何かないかと台所を見回す私の目には、普通の人には見えないものが見えます。これを錬金術師の眼と言います。

私の目に入ったのは……ココア!

ヨーグルト+ココア


どうなったかというと、私のようなヘタレ錬金術師が錬金術師の道を諦め、「食ったこと無い食べ物はあまり食いたくないなぁ」と言わせるくらいの代物です。

しかし、絶対的にまずいのかと言えば、そうでもないかもしれません。なぜなら、私は必要な素材を一つ忘れていたからです。

ヨーグルト+ココア+糖分

この組み合わせならば、なんとかなったかもしれません。

ともかく、皆様に、私の体験した味を想像していただきましょう。

まず、プレーンヨーグルトというものを食べたことはありますか? 砂糖の入っていないヨーグルトです。と言ってもまともに食えるように少しは入っています。プレーンヨーグルトに多少砂糖を加えてもまだおいしくないので、ヨーグルトを嫌いな人もいるかもしれません。

もう一つ、ココアなのですが。「おいしいじゃん」
 いやいや、あなたは冷水で作ったココアを飲んでいません。「飲んだよ。おいしいじゃん。」
 いやいや、あなたはおそらく、ココアをお湯で一度溶かしています。私が想像してもらいたいのは、ココアに水道水を注いで2、3回かき混ぜて飲んだときのココアです。なぜそんなものを想像させるのかというと、ココアはヨーグルトに溶けないからです。

もう想像できるでしょう。プレーンヨーグルトに溶けていないココア。是非、お試しあれ。

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